藍染惣右介 隊花の花言葉

久保帯人のBLEACHに登場する藍染惣右介は五番隊の隊長だった。その隊花は馬酔木。よく万葉集にもでてくるよ。万葉花でもあるんだね。

さてこの葉に毒をもつ馬酔木の花言葉なんだけど、「献身と犠牲」でどうだろう？

万葉集
礒之於尓 生流馬酔木乎 手折目杼 令視倍吉君之 在常不言尓

岩のほとりの馬酔木を手折りにしてあなたに見せたくとも、ここにいるとはもう誰もいわない。

謀反の疑いで処刑された大津皇子を、姉の大伯皇女が弔いのために詠んだとされている悲しい歌だよ。

謀反といえば藍染惣右介は首謀者だ。
誰が「あなたが居るとはもう誰もいってくれない」と思ったのか。あの雛森かもしれないね。

献身と犠牲は雛森を象徴してるのかな？そして雛森は馬酔木の毒で麻痺してしまったとすると、あらかじめ花言葉と万葉集に詠まれた意を重ねたのだろうか。

それってスゴくない？